こんにちは、しふぉんです
最近、ケーキ屋さんだけでなく、パン屋さんでも見かけるようになったシフォンケーキ
シンプルな材料で子供から大人まで親しまれているシフォンケーキ
アレンジもし易く、フレーバーによってはブランチに置き換えることも可能です
「なんだか難しいそう」「工程も多くて面倒くさそう」
ということでなかなかチャレンジ出来ない方も多いかと思いまますが、
慣れてしまえば計量からオーブンに入れるまでわずか20分!
おうち時間が増えたこの時期、良かったら作ってみて下さい
事前準備
使用する道具について
使用する道具について「これを必ず用意して下さい」という訳ではありませんが、
1度購入すると長く使えるものが多く、シフォンの失敗する確率を下げることに繋がります。
現に私が使用している道具は、15年以上使用しているものもあります。
型
・シフォンの型(私は20センチを愛用中)
慣れるまではアルミ製の型を使用しましょう。熱伝導が良く、上手に作れる確率が上がります。
紙の型もコスト面では悪くありませんが、慣れてから使用するのがおススメです。
テフロン型は逆さまにして冷やしている最中に落ちてくることがありますのでおススメ出来ません。
ボウル
・ステンレスボウル
18-8ステンレスボールがおススメです。
メレンゲを泡立てる時にミキサーを使用するので強度のあるボウルを準備しましょう。
泡だて器
・泡立て器
30センチの長さがあり、ワイヤー部分が多いものが混ぜやすいのでおススメです。
ゴムベラ
・ゴムベラ
ヘラの部分がしなるものが混ぜやすく、扱いやすいと思います。
以前は、ヘラの部分が外れるものを使用していましたが、その部分に汚れが溜まりやすいので
一体型になっているものが衛生的でおススメです。
はかり
・はかり
シフォン作りであれば、1g単位で計量できるもので十分です。
ゼロ点設定ができると効率よく作業を進めることが出来るのでおススメです。
粉ふるい器
・粉ふるい器
大きめのものを使用しています。こちらは片手で操作出来るのでおススメです。
電動ミキサー
・電動ミキサー
メレンゲを泡立てるのに必需品です。5段階程度の高速回転のものがおススメです。
シフォンナイフ
・シフォンナイフ
これは無くても構いません。私はシフォンナイフで外すのが好きで使用しています。
最近では、手外しやタワーテラー式という斬新な型外しも流行っているようですね。
機会があればチャレンジしてみたいと思います。
流れを覚える
シフォンケーキは”手早く作ること”が大切だと思っています。流れを4ステップに区切ってみました。実際に作る前にこの4ステップを覚えて全体の作業イメージを掴みましょう。
ステップ1:卵黄ボウルに材料を混ぜ合わせる
ステップ2:メレンゲを泡立てる
ステップ3:卵黄ボウルに小麦粉とメレンゲを混ぜ合わせる
ステップ4:型に流してオーブンで焼く
以上、4ステップとなります。
どうでしょうか?イメージは掴めましたか?では、実際に作っていきましょう!
作り方
材料
・全卵6個
2つのボウルに卵白6個分、卵黄4個分を入れて(2個余る)卵白ボウルは使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく
・グラニュー糖 100g、30g
※私は30g(卵黄ボウルに加える分)は作りながら計り入れています
・小麦粉 130g
・オリーブオイル 55g
※私は作りながら計り入れています
・牛乳 90g
人肌に温めておきます
手順
ステップ1
手順①~③がステップ1に該当します。③まで一気にで作ってしまいましょう!
①卵黄ボウルの中にグラニュー糖30gを計り入れ、泡だて器でグラニュー糖を
擦り合わせるように混ぜる
②オリーブオイル55gを計り入れ、泡だて器で混ぜる
③人肌に温めた牛乳90gを1度に加え、泡だて器で混ぜる
※混ぜ終わった泡だて器はそのままボウルの中に残して置きましょう。後の工程で使用します。
ここまで慣れてしまえば5分もかかりません
④オーブンの予熱を開始する(170度)
ステップ2
手順⑤~⑧がステップ2に該当します。⑧まで一気に作ってしまいましょう!
⑤卵白ボウルに塩をひとつまみ(分量外)入れ、ボウルを傾けてハンドミキサーで泡立てていきます
慣れれば初めから最高速で回し始めて問題ありませんが、慣れるまでは低速から徐々に
高速へシフトしていきましょう(卵白が飛び散ります)
塩をひとつまみ入れることでメレンゲの泡立ちが良く、締まるような気がします
⑥卵白の表面に軽く線が付くようになったら、100gのグラニュー糖を半量(目分量でOK)加え、
ハンドミキサーで混ぜ続けます
※ハンドミキサーを隅に避け、中央部分にグラニュー糖を振り入れると飛び散りません
⑦卵白の表面が艶っぽくなってきたら、グラニュー糖の残りをすべて加え、
ハンドミキサーで混ぜ続けます
⑧表面がボコボコして角が立ってきたらメレンゲの完成です!
※泡立て過ぎても足りなくても上手く膨らみません
これは何度か作ってベストなタイミングを体で覚えましょう!
慣れれば、メレンゲも5分程度で完成します
ステップ3
手順⑨~⑬がステップ3に該当します。シフォン作りも佳境に入ってきました!
⑨卵黄ボウルに小麦粉を半量(目分量)振り入れ、泡立て器で粉っぽさが無くなるまで
サッと混ぜ合わせる
⑩メレンゲをゴムベラでひとすくいし、卵黄ボウルに加え、泡立て器で混ぜます
※この時、メレンゲが潰れる~という事は気にしなくで大丈夫です!
メレンゲと卵黄ボウルの材料を混ぜ合わせるつなぎの役割の為に入れるものになります
⑪小麦粉の残りもふるい入れ、粉っぽさが無くなるまで泡立て器しっかり混ぜる
⑫メレンゲを半量加え、ゴムベラで底からすくい、混ぜ合わせていく
⑬残りのメレンゲを加え、同様に混ぜる
※ステップ3も慣れてしまえば5分もかかりません
ステップ4
手順⑭~⑯がステップ4に該当します。ここまできたら後は焼くだけ!
⑭型に完成した記事を少し高い位置から流し込み、表面をならす
※表面をならす時はゴムベラを切るように動かしましょう!
ボウルに残っている生地もささっと集め、型に流し入れましょう
⑮型を台に2~3回程度叩きつけ、空気抜きをする
⑯予熱したオーブンに手早く入れ、35~40分焼く
※表面が焦げるようであれば、30分後にアルミホイルを被せる
※焼きムラがあるようであれば、残り10分でシフォンを半回転させ、前後を入れ替える
宜しければ、こちらの記事も合わせてご覧下さい
焼成温度は大丈夫?ちょっとしたポイントを抑えて庫内温度を安定させる方法
⑰焼きあがったら、シフォンをひっくり返して冷めるまでそのまま置いておきましょう
※冷めたかどうかの確認は、型の中央に指を入れて確認しましょう!
手順は、以上となります。
最後に
牛乳の代わりに紅茶やコーヒーを入れたり、バナナやレーズン、アーモンドスライス、
チョコチップ等、色々と加えるだけで違ったフレーバーを簡単に楽しむことが出来ます
まずは基本のプレーンを安定させ、色んなフレーバーで変化を楽しんでみてはいかかでしょうか?
あなたのお気に入りのフレーバーが見つかることを願っています
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