こんにちは、しふぉんです。
私は、趣味で20年以上シフォンケーキを焼いています。
レシピ通りに作っているのに思うように膨らまない…
もしかしたら自分でも気づいていない”些細なこと”が、膨らみに影響を及ぼしているかもしれません
今から紹介する4つのポイントを確認し、明日からのシフォンケーキ作りに生かしてもらえたら嬉しいです。
使用するボウルの水分と油分はしっかりふき取っていますか?
使用するボウルはもちろんですが、泡だて器、ゴムベラ等使用する道具に余分な水分と油分は付いていませんか?
洗って清潔に保つことはもちろんですが、私は使用する前に必ず清潔な布巾で拭いてから使用しています。
特に卵白を泡立てるボウルには、余分な水分&油分は仕上がりに影響を与えます。
特に念入りにチェックしましょう!
卵白を使用する直前まで冷蔵庫で冷やしていますか?
”卵黄を泡立てる少しの間だから…”と言って卵白の入ったボウルを常温のままにしていませんか?
良く冷えた卵白は、艶とコシのある安定したメレンゲを作ることが出来、シフォンケーキの立ち上がりやキメの細かさにも影響を与えます。
些細なことですが、メレンゲの良し悪しに影響するのでとても大切なことです。
また、ボウルをステンレス製のものを使用するのも有効的な手段です。プラスチック製のボウルを比べて熱伝導が良く、身時間時間でもしっかり卵白を冷やすことが出来ます。
ステンレス製のボウルを使用する場合、電動ミキサーを使用するので”18-8ステンレス”を記載のあるものを選ぶようにしましょう。
新鮮な卵を使っていますか?
良いメレンゲを作るには、新鮮な卵を使うこともポイントになります。
卵を割った時、以下のように黄身の周りの白身がポコッと盛り上がっている卵がいわゆる新鮮な卵です。
このポコッとした部分が卵白の粘土の高い部分でメレンゲを安定させる役割があります。
賞味期限ギリギリではなく、買ってきた直後の卵を使用するようにしましょう。
オーブンの庫内温度は設定温度と誤差はありませんか?
170度で予熱したから庫内温度も170度とは限りません。
私も過去に経験したことがあるのですが、ある日シフォンケーキの膨らみが悪くなったことがありました。
作り慣れたレシピなのになんでだろう?と考えてもそれらしい理由が見当たりませんでした。
作業工程を確認しながら1つ1つ可能性を潰していったところ、”経年劣化したオーブンレンジでは、設定温度と庫内温度に差が生じることがある”ということを知り、庫内温度計で確認したところ、設定温度まで上がりきっていないことがわかりました。
そのオーブンレンジは、レンジの温め機能はもちろん、オーブン機能も使えていましたが、繊細なシフォンケーキには通用しなかったようです。
一般的にオーブンレンジの寿命は、7~10年と言われています。10年超のオーブンレンジは、庫内温度が設定温度まで上がりきっていない可能性があります。まずは、庫内温度計で確認し、必要に応じてオーブンレンジの買い替えを検討してみて下さい。
シフォンケーキが冷めてから型から外していますか?
冷めた状態について正しく判断出来ていますか?
型の外側を両手で覆うように触るだけでは、確認方法としては不十分です。
詳しくは、こちらをご覧下さい
シフォンケーキを冷やす時間はどのくらい?冷めたかどうがどうか確認する方法
以上、5点挙げてみました。
些細なことですが、シフォンケーキの膨らみに影響を与える原因になります。
読んだいただいた方の気づきに繋がったら幸いです。
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